クライテリオン版”恋する惑星”Chungking ExpressをBDP-S5000ESで見ます。 [Blu-ray]
名作、ウォン・カーウァイの名作、恋する惑星のChungking Expressのクライテリオン版ブルーレイを入手しました。(英語版ですので日本語字幕はありません。)
今回は最近の筆者の定番、SONY BDP-S5000ESとB&W Panoramaによる視聴を行いました。
この映画、ブルーレイ化にあたって、ウォン・カーウァイ監督の認定を受けている人のことですが、撮影監督のクリストファードイルの意図をとても良く再現し、フィルムの質感(グレイン)もよく残しつつフィルムに記憶された奥行・立体感もよく再現されていると思います。
第2章、香港警察663号の自宅アパートの中の少し暗めのシーンで感じられました。
ウォンカーワイらしくとっても色彩感豊な映像がSONY BDP-S5000ESでは奥行きとメリハリを持って再現され、素晴らしいです。ただ、マスターテープへの忠実さ故か、高感度フィルムで撮影されたと思われる、チョンキンマンション内のシーンでは少しだけフィルムグレインがうるさく感じたので、BDP-S5000ESのフィルムグレインリダクション(FGR)をオンにして鑑賞したところスッキリして見やすくなりました。
これはもうDVDには戻れないです。
5.1サラウンド化にあたり、香港の雑踏の雰囲気が良く出ていると思います。
とても自然で映画をより効果的に盛り上げてくれています。
このディスクの仕様はDTS MasterAudio 5.1です。
劇
中のヴォイスオーバーはB&W Panoramaで聞くと、とても締まって張りのあるものに聴こえます。
専用センターチャンネル(メタル
ドームツイーター)の恩恵でしょうか。
とってもシネマライクになります。
紙ジャケット仕様になっていて、ライナーノーツもついてます。
たしかにクライテリオン・コレクションと言う名の通り、コレクションしたくなる製品仕様だと思いました。
個人的に第二章が特に好きです。トニー・レオンはやはりカッコいいですね。
恋する惑星のファンで国内盤を待てない人は絶対買っても損はないと思います。
■関連リンク クライテリオンコレクションのサイト
http://www.criterion.com/
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