勝手にImpulseResponse配布(altiverb6) [Sound]
最近、筆者はオランダのオーディオイーズ社のサンプリングリバーブ、プラグイン、「Altiveb6」を入手しいろいろな音響空間を楽しんでいます。
サンプリングリバーブというのは、現代音楽シーンではごく当たり前になったサンプラーと同じように、実際にある空間の残響をサンプリングしてしまおうというものです。
簡単にいえば、日本武道館でも、マンホールの中でも、収録さえできればその空間特有の残響を再現できてしまうというとてもユニークなものです。
この製品のいいところは、音質も上品な事の他に、自分で空間のインパルスレスポンスを収録して、使用できるという特徴があります。
どこか初期のサンプラーが持っていたような面白さや、ワクワク感があるなと感じています。
この製品、かなりの処理能力を要求するものなのですが、MacProなら相当な数のトラック数にかけても余裕があるようです。DigitalPerformer5.12で24bit 44.1KHzで8つのトラックに対して3秒以上のリバーブタイムを持つ8つのAltiverbをそれぞれかけてみましたが、まだまだ行けそうな感触でした。CPU消費率は120パーセント前後で推移しました。通常のミックスではこんなにリバーブが必要ないでしょうから、まあ、完璧な制作環境だと思います。
筆者の環境は現在4コアのXeonプロセッサー(X5150)ですが、今後インテル社がメニーコア戦略を推進していったらDSPはいらなくなってしまうような気がします。(実際にはレーテンシーの問題があるんでしょうが。)
このカテゴリーでは筆者が勝手に収録したいろいろな空間のIRを公開していく予定です。
公開されるIRはAltiverbで使用できるものになる予定です。
コメント 0