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残暑対策音楽特集 The Blue Nile「Hats」 [Sound]

真夏の夜を乗り切るために筆者が聴きまくっているCDを勝手にレビューするコーナー。
幸運にも第二回となりました。

お盆休みも明けて何かダレてくるこの熱帯夜、グラスゴー出身の3人組、THeBlueNileのHatsはおすすめです。
聴くシチュエーションにもよりますが、このアルバム、やはり夜に聴くのにふさわしいアルバムだと思います。

TR-808リズムマシンの刻むリズムから幕を開ける、Over the HillsideからスマッシュヒットDowntown Light から最後のSaturdayNightまで、どれをとっても粒ぞろいの楽曲。

都会的なポップミュージックなんですが、シンセ中心に緻密で、時折いいアクセントになっているのがブキャナンのギタープレー。派手さはないですが坪を心得ていて絶妙の手数です。

トータルに計算されたアレンジ、80年代の至宝ともいっていいであろう、各曲のクオリティの高さが光ってます。ポール・ブキャナンの哀愁感漂うボーカルは絶品。

サウンド的にはかなりリバーブの多い、包まれるような感触が特徴でしょうか。
冷蔵庫を開けたときにフワッとよってくる冷気のような残響感を感じているのは私だけでしょうか。


あっという間に終わってしまう、捨て曲なしの7曲。
快適な睡眠のお供としてもよし、熱帯夜のささやかな清涼剤として用いるのもいいでしょう。

Hats

Hats

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Virgin UK
  • 発売日: 2000/04/25
  • メディア: CD

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勝手にImpulseResponse配布(altiverb6) [Sound]

最近、筆者はオランダのオーディオイーズ社のサンプリングリバーブ、プラグイン、「Altiveb6」を入手しいろいろな音響空間を楽しんでいます。

サンプリングリバーブというのは、現代音楽シーンではごく当たり前になったサンプラーと同じように、実際にある空間の残響をサンプリングしてしまおうというものです。
簡単にいえば、日本武道館でも、マンホールの中でも、収録さえできればその空間特有の残響を再現できてしまうというとてもユニークなものです。

この製品のいいところは、音質も上品な事の他に、自分で空間のインパルスレスポンスを収録して、使用できるという特徴があります。
どこか初期のサンプラーが持っていたような面白さや、ワクワク感があるなと感じています。

この製品、かなりの処理能力を要求するものなのですが、MacProなら相当な数のトラック数にかけても余裕があるようです。DigitalPerformer5.12で24bit 44.1KHzで8つのトラックに対して3秒以上のリバーブタイムを持つ8つのAltiverbをそれぞれかけてみましたが、まだまだ行けそうな感触でした。CPU消費率は120パーセント前後で推移しました。通常のミックスではこんなにリバーブが必要ないでしょうから、まあ、完璧な制作環境だと思います。

筆者の環境は現在4コアのXeonプロセッサー(X5150)ですが、今後インテル社がメニーコア戦略を推進していったらDSPはいらなくなってしまうような気がします。(実際にはレーテンシーの問題があるんでしょうが。)

このカテゴリーでは筆者が勝手に収録したいろいろな空間のIRを公開していく予定です。
公開されるIRはAltiverbで使用できるものになる予定です。


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V-piano 入手しました。 [Sound]

先日、念願のV-Pianoを入手しました。

SANY0421.jpg

デザイン的には、サイドのアルミ板がいいアクセントになってます。
鍵盤はグランドピアノと完全に同じではないですが、連打性が高く、アクション全体が長めにとってあるためか、奥の方でも手前を弾いたときでタッチが変化しません。
鍵盤の材質はとても上質感があります。
障り心地に高級感を感じます。特に黒鍵部分は顕著です。

音ですが、やはり私はプリセットの8番Vintage Piano2という、いわゆるヨーロピアンピアノをシミュレーションした音色が特に気に入りました。

 vpiano2.jpg


今はBach のシンフォニアを練習してます!
練習しないと巧くならないという楽器本来の音の引き出し方を楽しめる完成された楽器だと思います!

 


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Arp2600V を試す。 [Sound]

先日アートリアの国内代理店が変更になりましたが、今度はArturiaのVコレクションというものがリリースされました。今迄にリリースされたすべてのアナログモデリングシンセを収録したお買い得パッケージです。筆者は早速入手しました。

その中で、今回はセミモジュラータイプのパッチング可能なシンセ、ARP2600 Vを試してみました。



オリジナルのARP2600 は、3VCOを装備した、シンセで、スティービーワンダー、クラウスシュルツ、エアプレイなどのアルバムで使われていました。


サンプル&ホールドを使ったサウンドサンプル。

動作推奨環境ではないようですが、SONY TypeG で動作させてみました。
結果としては動作しました。負荷の高い傾向のあるアートリア製品ですが、開発時期が比較的古いこともあってか、コアマイクロアーキテクチャーの処理能力であれば、単体での使用は問題ないレベルでした。

この手のシンセの特徴として、キーボードに接続しなくても、音作りが楽しめるところも気に入ってます。
いつでもどこでも、Arp2600V...そんなニーズは少ないでしょうが、事実可能ですから。
わたしは持ち歩きますよ(笑)


タグ:Arturia
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PolyEvolverの起動シーン [Sound]

最近、とち狂ってしまい、伝説のシンセサイザーデザイナーである、DaveSmith氏(かの有名なProphet5)の新しい会社、DaveSmithInstrumentsのキーボードタイプのシンセ、PolyEvolverを入手しました。
PolyEvolver PolyEvolver PolyEvolver PolyEvolver
まだまだ手探りでいじくりまわしている状態ですが、音が太くて抜けがいいです。
あと青いイルミネーションが素敵です。とにかく意味もなくピカピカしてます。
おまけに樫の木のサイドパネルも雰囲気があります。

このような物に出くわすと、やはりハードのシンセはいいもんだなと再認識しました。

今回は起動するときの様子をビデオでお伝えします。




関連リンク
DaveSmithInstrumentsのサイト
http://www.davesmithinstruments.com/


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CS-80V、動作上の不思議 [Sound]

最近、調子に乗ってArturia製品を集めているのですが、少し気になることがあります。


Macで使った時、あの、凝りに凝ったインターフェースが表示された際、CPU負荷がかなり高くなることのある製品があることです。
MacProはご存じのとおり強力な処理能力を持っています。DualCoreのXeon5150を物理的に2個搭載しています。したがって論理的には4CPUということになります

もともと緻密な物理モデリングやパネルの再現のためCS-80vはかなり大きな画面を占有するソフトで、1024×768の解像度が必要です。
他のアートリア製品同様にかなり凝ったグラフィックワーク、アニメーション処理が売りの一つです。
音色によっては冷却ファンが回りだすようなアニメーションも持っていて、
まさしくこだわりの再現と言ってもいいと思いますが、これらのグラフィック処理はCPUパワーを相当喰うであろうことは容易に推測できます。


MacPro上において、スタンドアローンで立ち上げた状態をCPUモニターでチェックすると、負荷は60パーセント以上を指しています。その後、画面に表示されたキーボードで音を単音でならすと、(スクリーンショット参照)100%を超えています。
MacProは4CPUですので負荷の上限は400パーセントですが、この負荷は、大体1CPUを占有している感じでしょうか。
それでもMacProなら正直どうってことはないのですが、WindowsでCS-80Vを立ち上げたときの負荷の低さをみると、疑問というか少し不思議な気がします。

筆者はVaio TypeU というミニPCを使っているので、テスト目的でそちらにもインストールしてみました。搭載するCPUはCoreSolo 1.06GHzで、昨今のインテルCPUの主流であるデュアルコア仕様のCPUではありません。クロック的にも半分以下です。
コア数と動作クロックという観点から乱暴に比較すると、10倍近い差があるはずです。
MacProから見て相当非力なマシンということになると思いますが、画面上のキーボードをトリガーして単音でサウンドをならしてみた時の負荷は何故か30パーセント台。

もちろん、OSの違いによる部分が大きいのでしょうが、Intel Mac用のユニバーサルアプリケーション化の動作チューニングのようなものが進んでいないような印象を受けます。
もしくはマルチコア上で動かすのがあまり得意ではないのかもしれません。

もう一つ考えられるのは、Macのグラフィック環境による問題です。
たとえば、ゲームのプラットフォームとして見た場合Windows環境に比べると貧弱な事が否めませんが、このソフトもゲーム同様の鮮やかなグラフィックを持っています。そのアニメーション処理の効率という面でWin/Macの差がある可能性もあります

いずれにせよ、もう少しきびきび動いてほしいなというのが正直な感想です。
でも音はうっとりします。コードを抑えてリボンコントローラーをスライドさせれば、たちまち昔聴いた、あのグライドしたサウンド、名作の音が再現されます。

まあ、少々気になる要素はあるにせよシンセが好きなら買いであることは間違いないと思います。
Apple Mac Pro (DualCoreWoodcrest Xeon-2.66GHz×2 メモリ1GB HDD250GB GeForce7300GT 256MB) MA356J/A

Apple Mac Pro (DualCoreWoodcrest Xeon-2.66GHz×2 メモリ1GB HDD250GB GeForce7300GT 256MB) MA356J/A

  • 出版社/メーカー: アップルコンピュータ
  • 発売日: 2006/08/08
  • メディア: エレクトロニクス


ロックオンカンパニー渋谷店 [Sound]

ロックオンカンパニー 渋谷店

筆者が最近足しげく通っている楽器店。
フレンドリーで、技術レヴェルが高いのが特徴。


Arturia国内代理店変更 ミディアに。 [Sound]

Aturiaの国内代理店が今までのアイデックスから、NativeInstruments社の代理店でもある、Midea社に変更されました。ここのところどうもそうのような噂が楽器店では流れていたようですが、5月22日にミディア社のサイトで正式に発表されたようです。

これに伴いサポート業務もミディアに引き継がれるようです。

そんなこんなで、国内のArturia製品が店頭から少なくなっていたらしいですね。

さらに、海外では販売開始されていた、ローランドのJupiter8もついに国内で5月29日から発売が開始されるようです。

これで80年代ニューウェーブのサウンドが再現できますね。ゴージャスさとエレガンスを併せ持った国産最高峰のアナログシンセ、楽しみです。

DuranDuran グラビアの美少女のアルペジェーターを使ったサウンドを弾きたいです!

Duran Duran

Duran Duran

  • アーティスト: Duran Duran
  • 出版社/メーカー: EMI/Capitol
  • 発売日: 2003/08/05
  • メディア: CD



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